【コラム】韓国陸上、自己反省と奮発でベルリンでの惨敗から立ち上がろう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.18 10:17
8月23日に世界陸上ベルリン大会が閉幕し、次期大会の2011年大邱大会のカウントダウンが始まった。
ジャマイカのボルト選手が風を裂く稲妻のように100メートル決勝点を通過した瞬間に掲示板に刻まれた9秒58。だれもが目を疑いベルリンスタジアムは歓声の渦に変わった。女子1万メートル決勝。先頭からトラック1周分遅れた日本の佐伯由香里にも拍手が贈られた。
人間の限界に挑戦し最善を尽くす陸上の魔力が、少なくともその瞬間だけは推し量れない感動で観衆に響き渡った。競技も興奮満点だったが、競技の流れを知り、選手と呼吸できるベルリン市民の高水準の観覧エチケットもやはりうらやましさを超え新鮮な衝撃だった。