朝鮮は“本の国”、17世紀には日本語教材も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.11 11:58
ソウル大奎章閣(キュジャンカク)韓国学研究院が重要所蔵図書を紹介した図緑「奎章閣と本の文化史」(京仁文化社、256ページ、4万8000ウォン)を最近出版した。奎章閣は正祖(チョンジョ)が作った王立図書館であると同時に当代最高の人材が集まった「シンクタンク」だった。今は古図書17万5000冊など28万点余りの資料を所蔵した所となった。朝鮮時代、初の金属活字である癸未字で印刷した「十七史纂古今通要」など▽国宝7種7125点▽宝物8種28点--を含む。
キム・ヨンシク・ソウル大学奎章閣韓国学研究院長(62)は「朝鮮の文化と名乗れるほどの一等商品はまさに文献」と序文で強調した。文明の中心だった中国に比べても恥ずかしくない自負心の根源は、まさに朝鮮の膨大な文献にあったのだ。