与党役員が1日に伝えたところによると、李明博(イ・ミョンバク MB)大統領は先月23日、故金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問に訪れた北朝鮮の特使弔問団に「現政権はこの10年間の政権とも、その前の20年にわたる政権とも異なる」と述べた。
同コメントは現政権の対北政策の基調を説明したもので、「核兵器をあきらめれば北朝鮮の経済開発に向け確実な支援を行う」という趣旨の説明を行う際に付け加えた内容だという。同役員の説明によると、李大統領が話した「この10年」は「太陽(包容)政策」に基づき北朝鮮への支援を先行させた金大中、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両政権(98~08年)を意味する。