韓国政府が30日に行われた日本総選挙の結果に注視している。韓日関係に及ぼす影響のためだ。政府当局者は「過去の友人と別れて新しい友人と付き合う時期」と表現した。長期間にわたり韓日関係のパートナーとして顔なじみだった自民党の古参が退き、新しい人物が舞台に登場しているからだ。
首相就任が有色視される鳩山由紀夫代表や実力者の小沢一郎代表代行ら数人を除けば民主党の政治家は韓国との人的関係が少ないほうだ。しかし政権交代と人的刷新にもかかわらず、韓日関係に本質的な変化はないという予想が支配的だ。大きな枠で見ると、民主党の理念と対外政策は自民党と対立するよりも類似点が多く、特に韓半島政策では自民党との差を見つけにくいからだ。独島(ドクト、日本名・竹島)問題や過去の問題でも根本的な立場の変化は予想しにくい。