「核開発に使用はNo」現金ではなく現物で代金支給を検討(1)
「政府と関係機関団体、国民に心配をかけて申し訳ありません。早く帰って来られるようにと声援してくれたことに対し、厚くお礼申し上げます」--。
30日午後8時27分、束草港の埠頭。船員3人とともに東海上でイカを釣っていたところ衛星位置確認システム(GPS)の故障で北方限界線(NLL)を越え北朝鮮側に拿捕された後、1カ月ぶりに帰港したヨンアン号船長パク・グァンソンさん(54)は船員たちと並んで立ち国民にあいさつした。機関士キム・ヨンギルさん(54)と船員イ・テヨルさん、(52)キム・ボクマンさん(54)ら船員たちは落ち着いていたが、無事帰還した安堵感と家族に会う期待感で、ときどき興奮した表情を見せた。パク船長はNLLを越えたことについての取材陣の質問には「関係調査機関に話す」と具体的な返事を避けた。