2日後に迫った日本の総選挙で第1野党の民主党が圧勝する雰囲気が強まっている。朝日新聞は22-25日に実施した世論調査の結果、民主党が480議席のうち最大320議席を獲得する可能性があると27日、報じた。自民党は従来の議席の3分の1水準である100議席を割る可能性もあると予想した。
この日、日本では30日の総選挙開票に合わせるため山間地域など全国14カ所で午前7時から早期選挙に入った。有権者の投票が事実上始まったため、自民党が不利な状況を覆すのは不可能とみられる。54年間続いた自民党の長期政権の終焉が秒読みに入った様相だ。