韓国陸上、このままではいけない<2>自分の利益を優先する指導者(2)
◇指導者間の批判は茶飯事=昨年12月、マラソン指導者が一席に集まった。 低迷する韓国マラソンを復活させようと陸上連盟が準備した席だった。 しかし発展的な話はほとんどなかった。 連盟を非難し、指導者同士も批判し合った。 陸上47種目の指導者から47種類の要求事項があふれるため、陸上連盟も対応できない。
連盟専務理事を歴任したファン・ギュフン建国(コングック)大学監督は「個人種目であるためか、指導者間のチームワークや共同体の意識が不足しているようだ。 いつも自分と自分のチームばかり主張するため執行部が連盟を率いるのは簡単でない」と述べた。
このため短距離やフィールド種目の指導者は長距離種目を、長距離種目はフィールド種目をお互い非難するなど、反目と対立が絶えない。