韓国陸上、このままではいけない<1>言い訳をする選手たち(1)
ベルリンで希望をつかもうとしていた韓国陸上が泥沼にはまった。23日(現地時間)に独ベルリンで閉幕した第12回世界陸上選手権大会に韓国は9種目に19人の男女選手を送ったが、全員が予選脱落または最下位圏に終わった。男子三段跳びと競歩、マラソンなど一部の種目で上位進出を狙ったが、結果は出なかった。2年後に迫った大邱(テグ)世界陸上選手権大会を控え、韓国陸上に赤信号が灯ったのだ。韓国陸上の問題点と対策を3回にわたり診断する。
「負傷部位が痛んだ」「支援が足りなかった」。23日に幕を下ろしたベルリン世界陸上選手権大会で、韓国代表選手らはけがと支援不足を不振の理由に挙げた。敗北が当然であるかのような姿で、反省する様子は見られなかった。2年後に大邱世界陸上選手権大会を控えた韓国陸上の課題は、選手の技術向上とともに精神姿勢の立て直しだ。敗北主義に染まった脆弱で利己的な選手では好成績は期待できないからだ。