【コラム】よく遊べる環境を作ってこそ韓国経済は発展する
幼い頃、誰でも一度はレゴブロックで遊んだ経験があるはずだ。 1958年にデンマークのオーレ・キアク・クリスチャンセンが組み立て型の玩具を出して以来、50年間以上も世界の子どもに「最も愛されるおもちゃ」として定着している。 ブロックをお互い連結するという単純なプラットフォーム(platform)に基づいたレゴブロックは無窮無尽の創作の可能性を与えてくれる。 宇宙船やロボットなど何でも作ることができる。 レゴはデンマーク語で「よく遊ぶ」(leg godt)の略語という。 レゴブロックで誰でも創作の喜びを味わえるということだ。 一言で「開かれた作品」を作ることができる。 レゴはこのおかげで世界6位の玩具会社に成長した。
情報技術(IT)も同じだ。 最近のIT環境はソフトウエア(SW)・ハードウエア(HW)・サービスなどが複雑な構造で絡んでいる。 関連会社や技術、製品も数え切れないほど多い。 このためさらに重要になった概念が「相互運用性」(interoperability)だ。 相互運用性は、製造会社や製品、技術標準などに関係なく、データを自由に交換・共有・協業できるようにすることだ。 特定会社のSWで作成されたファイルを他の会社のSWでも編集できたり、パソコンを基準に作られたウェブサイトを携帯電話でも見られるのも相互運用性のおかげだ。