22日午後(日本時間)、独ベルリンのブランデンブルク門のマラソン決勝ラインに日本の佐藤敦之がゴールインした。2時間12分05秒。6位だった。佐藤はあたかも優勝でもしたかのように歓呼しながら日章旗を両手で高く上げた。ずっと15位を走っていた佐藤は終盤、死力を尽くしてトップ10に入った。
清水将也が2時間14分06秒で11位、入船敏が2時間14分54秒で14位に入った。15位までに3人の選手が入った日本マラソンチームは、2年前の大阪大会男子マラソン団体戦で金メダルを獲得したのに続き、今大会ではケニアとエチオピアに続く3位に入った。日本の尾崎好美は女子マラソンで貴重な銀メダルを獲得した。日本はアフリカ勢が出場する大会でも競争力を維持している。
日本は今大会に59人の選手を派遣した。多くの選手が世界陸上選手権に出場できるほど選手層が厚いということだ。日本はトラックやフィールドのほとんどの種目に選手を送って世界の壁に挑戦した。メダルの数は多くないが、意味ある記録を残した。