人が多く集まるところを訪ねていく「動くコンビニ」が登場した。

ファミリーマートは移動式コンビニエンスストア「トランスフォーマー１号店」を１４日から１６日まで京畿道始興市（キョンギド・シフンシ）で行われたイベント会場に投入した。「トランスフォーマー１号店」は５トントラックを改造し、３６平方メートルのスペースを持つ。

エアコン２台を設置し、車両の両サイドと正面を完全に開放できるようにした。冷蔵・冷凍設備を備え、新鮮な状態で保管しなくてはならないインスタント食品やアイスクリーム、飲料、加工乳などの食品類を販売する。また菓子や敷物、乾電池、ティッシュなどのような行楽客向けの商品５００品目をそろえた。

ファミリーマートは５トントラックで作った移動式コンビニ１台のほか、３．５トントラックを改造した移動式コンビニも２台作った。移動式コンビニは来月中旬に開かれる富川（プチョン）無形文化エキスポと来月末に開かれる楊州（ヤンジュ）世界民俗劇フェスティバルをはじめ、ソウルデザインオリンピック、光州（クァンジュ）世界光エキスポの会場でも運営する計画だ。イベントがない時は福祉施設などを訪れ商品を寄付したり、体の不自由な人たちに経済体験支援を行うなど、社会貢献プログラムを運営する用途としても活用する方針だ。

ファミリーマートの朴在求（パク・ジェグ）専務は、「地域の祭りやイベント会場を訪れ観覧客が必要とする商品とサービスを提供する計画だ」と話している。

【今日のイチオシ記事】
・　宇宙ロケット「羅老」の成否が分かるのは打ち上げ９分後
・　自動車の窓ガラスに付ける透明アンテナが登場
・　夜間照明、明るい国ほど豊かに暮らす掁北朝鮮は暗黒
・　「タイ国人が挙げるロマンチックな国が韓国」
・　【社説】現代－北の合意、南北関係転換のきっかけにすべき
・　キム・ジュン日本コンサート、地震で会場変更して開催