日本の東京都教育委員会が東京都立の中高一貫校で教える歴史教科書として、日帝侵略歴史を美化する「新しい歴史教科書をつくる会」(つくる会)が主導して出版した扶桑社版教科書を採択した。この教科書は来年から2年間使われる。東京都立の中高一貫校は現在6校で、来年には10校に増えるが、これらがすべてこの教科書を採択することになった。
「つくる会教科書採択を阻止する東京ネットワーク」は14日「誤った歴史を記述した教科書の採択は、歴史を歪曲する行為だ」と批判した。韓国の「アジアの平和と歴史教育連帯」は「東京都がこの本を採択したことは近隣諸国条項を無視したもの」として撤回を要請した。