【社説】居住外国人110万人時代、差別意識からなくそう
国内に居住する外国人が110万人を超えた。行政安全部が90日以上滞在している外国籍者と韓国籍取得者などを調査した結果だ。韓国が本格的な多文化社会に進入したことを統計上で確認できたことになる。
しかしこうした傾向にもかかわらず、韓国社会の多文化包容意識は依然として不十分なのは事実だ。外国人住民の過半数を占める労働者は賃金遅配、肉体的暴力と言葉の暴力に苦しんでいるのが常だ。昨年結婚したカップルの9組に1組が国際結婚だったが、外国人配偶者が増えても彼らとその子どもたちに対する家庭内暴力といじめはやはり簡単に消える気配は見えない。