【ワールドナウ】3都市が団結、パワーアップした観光都市(2)
富山市から自動車で1時間ほどの距離にある南砺は2004年、8つの山里村が統合して生じた新生都市だ。ここは1995年、ユネスコ世界文化遺産に指定された伝統家屋村の合掌造りの集落がある。
雪が多い地域の特性に合わせ、60度の傾斜をつけたかやぶきの屋根が特徴だ。この村で住民たちが実際に生活し、民宿も受け入れている。そばで有名な利賀村は江原道蓬坪(ポンピョン)にそば祭りのノウハウを伝授した。しかし新しくできた都市なので観光産業ノウハウがなく、PR面でうまくいかなかった。