中・ロシア、戦闘機・タンク大規模動員対テロ連合訓練
ロシアと中国が数千人の兵力と戦闘機・タンクなどを動員した大規模連合軍事訓練を22~26日、中国吉林省で実施すると、ロシア・イタルタス通信などが18日、報道した。両国がともに大規模軍事訓練を実施するのは2005年に続いて2回目だ。「平和使命2009」と命名された今回の訓練の目的は対テロ作戦遂行のための両国軍の協力システム構築だと通信は伝えた。しかし一部では米国・日本軍事同盟強化と北大西洋条約機構(NATO)の影響力拡大を牽制するための両国の共同対応戦略の1つという分析を出している。
報道によれば今回の訓練には中・ロ両側で3000人の兵力と300台のタンク、40機の戦闘機とヘリが動員される。