青瓦台(チョンワデ、大統領府)の「100日内部監察」が事実上終了した。青瓦台民情首席秘書官室関係者が5日、「監察を初めてから100日目は7日だが、監査は事実上終了した状態。李明博(イ・ミョンバク)大統領が欧州歴訪のため7日に出国する前の6日中に今回の監察結果が報告されるだろう」と明らかにした。その上で、「監察結果と倫理綱領違反事例は1件も摘発されなかった」と述べた。
今回の監察は3月24日に起きた「行政官性接待波紋」を契機に青瓦台内部の引き締めの必要性が提起され、鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長の指示で3月30日に始まった。監察を担当した民情首席秘書官室傘下の監察チームは、既存職員7人のほかに特別チーム12人が追加で配置され監察を進めた。特にこの過程で監察チームは職員のうち80人余りを「集中監察対象」に選定し、事実上24時間体制で観察する密着監視も行った。