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「仏パリ一流ホテルのディナーで韓食を紹介」(1)

2009.06.15 14:38
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フランス・パリ中心街にある一流ホテルの食卓にキムチとカルビチムが登場する。 パリのル・グラン・インターコンチネンタルホテルで25日晩に開かれる「韓国の夜」(Soiree Creenne)行事でだ。 料理にも一家言を持つ指揮者の鄭明勲(チョン・ミョンフン)氏がデザインしたメニューをもとにコース料理が提供される。

 
ソウル三成洞(サムソンドン)のインターコンチネンタルホテル総支配人ディディエ・ベルトゥワズ氏(56)は「パリの一流ホテルの食卓に韓国料理がデビューすることに意味ある」と述べた。 ベルトゥワズ氏はフランス人だ。

韓国を知らせるために官民が協力して今回の行事を開く。 外交通商部・農林水産食品部・文化体育観光部・韓国国際交流財団が主催側に名を連ねた。 民間からは韓国イメージコミュニケーション研究院が参加した。

フランス政界・財界人ら計300人余りに招待状を送った。 韓国側からは経済協力開発機構(OECD)閣僚理事会議長を務める韓昇洙(ハン・スンス)国務総理らが出席する。 食事コースは「醤油ソースの焼き帆立貝」をはじめ、「ワケギの香りの白身焼き魚とコチュジャン」、「牛カルビとカルビチム」、「ビビンパとキュウリの冷汁」、そして「五味子デザート」だ。 ソプラノ歌手の曺秀美(チョ・スミ)氏とピアニストのキム・ソンウク氏が食後公演を行う。

この行事がパリの一流ホテルで開かれるまでには、ベルトゥワズ氏が同じホテルの総厨房長ペ・ハンチョル氏(54)とともに1年間準備してきた水面下作業が大きな役割を果たした。 行事のメニューを最終点検する席でベルトゥワズ氏とペ氏に会い、その話を聞いた。

ベルトゥワズ氏がきっかけを作った。 まず親友である地中海地域のインターコンチネンタルホテル総責任者ボワデン氏を昨年ソウルに招待した。 「パリのホテル側は当初、惑っているようだった。 韓国をよく知らなかったのだから当然だ。 それで彼を招待することを決め、韓国料理を紹介し、ソウルの名所を回った」。 ヨーロッパへ帰ったボワデン氏はすぐにOKサインを送ってきた。


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