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鳩山代表「首相になっても靖国参拝しない」(1)

2009.06.05 08:10
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日本の政界に激変の波が押し寄せている。1955年から政権をほぼ独占してきた自民党の人気が急落し、第一野党の民主党が急浮上しているからだ。

首相を選出する衆議院の任期が3カ月後に迫り、遅くとも8月前に総選挙が実施される。民主党が勝てば日本の政治権力は交代する。

 
執権を狙う民主党の動きも速まっている。民主党を率いる鳩山由紀夫氏(62)に会い、執権戦略と民主党の外交方針、過去の歴史認識などについて尋ねた。

インタビューは代表就任前、鳩山代表の執務室で1時間ほど行われた。5日の韓国訪問を控え、書面インタビューが追加された。

--最近の世論調査で鳩山代表が自民党総裁の麻生太郎首相を抜き、次期首相に最もふさわしい政治家に選ばれた。民主党の政権交代の可能性はあるか。

「自民党は長いあいだ政権を握って腐敗した。政策は官僚に任せ、自分たちの間で権力闘争、地位争い、金の分配に熱中した。民主党は官僚が動かす国を国民主役の体制に変える。執権能力が完璧というのはありえないが、マニフェスト(政策公約)を通して万全の準備をしてきた」

--代表就任後、韓国を最初の訪問地で選択した。執権後の日本のアジア政策と日本の役割は。

「外交安保の根幹が変わることはない。日米同盟が重要だが、アジアの一員として担う役割をよりいっそうに忠実にする。東アジア・アジア太平洋の共同体構想を目指しながら交流を拡大し、通商・環境・エネルギー問題で協力関係を強化する」

--韓国とはどんなパートナーシップを結んでいく考えか。

「経済分野では自由貿易協定(FTA)が大きなシナジー効果を生むだろう。ところがお互い比較優位があるため、日本は農業を心配し、韓国は日本の部品・素材・製造業の力を心配している。しかしFTAはすぐに始めなければならない。弱い部分はしばらく一定の壁を設定したまま出発させようということだ。そうしてこそ進展する」


鳩山代表「首相になっても靖国参拝しない」(2)

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