北朝鮮が先月中旬以降から寧辺（ニョンビョン）核再処理施設の稼働に着手した可能性が高い、と伝えられた。

ある外交消息筋は２７日、聯合ニュースとのインタビューで、「北朝鮮が４月１４日に核燃料の再処理を始めると発表し、それ以降、蒸気生産工場がずっと稼働している」とし「核再処理施設の復旧を完了した後、試験稼働をしているということだ」と述べた。

この消息筋はまた「先月中旬、寧辺核施設の使用済み核燃料棒貯蔵庫の出入り口が何度も開いたことが確認され、先月末以降は再処理のための蒸気を生産する工場から煙が出ている」と説明した。

さらに「今月初め核燃料製造工場の建物から蒸気が発生し、中旬には周辺で化学物質運搬車が見られ、何かの作業が行われていると推定される」と話した。

この消息筋は「北朝鮮がすでに予告しておいた措置を着々と進行していると考えればよい。２回目の核実験もこの延長線上だと見なせる」と伝えた。

韓米間の情報共有不在を憂慮する指摘に対しては、「韓米間は完璧に強調している」とし「昨年４月にキャンプデービッドで行われた韓米首脳会談で、ブッシュ前大統領が『今後情報を提供する』という約束をした」と話した。


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