元プロ野球の馬海泳(マ・ヘヨン)テレビ解説委員が回顧録で、過去に一部の国内野球選手が禁止薬物を服用していたと主張し、波紋が広がっている。現役時代に、禁止されたステロイドを常習的に服用する選手を目撃したということだ。その間のうわさが元韓国代表選手の証言で表面化したのだから衝撃でないはずがない。
馬委員は「過去のことであり、今の現役選手の中には禁止薬物を使用している選手はない」と収拾に乗り出したが、そのまま通過するわけにもいかない。馬委員の話が伝えられた後、「疑われる選手が数人いる」「今でも一部の球団の外国人選手が薬物を使用しているという話がある」という監督の証言が出てきているからだ。この際、薬物問題をはっきりとさせる必要がある。プロ野球が健全に発展するには、これ以上薬物疑惑を放置してはならないからだ。