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風俗業の女性が地上波放送に出演、扇情性めぐり議論に

2009.05.14 10:15
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地上波放送のトークショー番組に、風俗業に従事する女性が出演し、放送前から扇情性をめぐる議論が起きている。

 
15日に放映予定のSBSテレビのパイロット番組「黄金羅針盤」に風俗店で働く女子大生のキム・シウンさん(仮名、23)が出演する。

「黄金羅針盤」の趣旨は、20~30代の人たちの人生の悩みを聞き、進行役のキム・ジェドンと、パネラーで小説家の李外秀(イ・ウェス)、タンジ日報の毒舌家キム・オジュンらが助言と訓戒を与え出演者に正しい道を提示するもの。

制作陣によると、キム・シウンさんは1週間ほど前に行われた録画で、「1年前にモデルの夢をかなえるためにお金が必要だった。短期間に多くのお金を稼げるという誘惑のため風俗での仕事を始めた。しかし今は月収1000万ウォン(約76万円)の誘惑のためモデルの夢もあきらめようとしている。華麗なブランド品に囲まれ生活しているが、常に不安と恐れを抱いて生きている」と悩みを打ち明けた。

こうしたキムさんの録画内容が知られると、番組の初回で風俗業の女性を出演させたことをめぐり素材が刺激的だという非難が起きている。

これについて「黄金羅針盤」のミン・インシク責任プロデューサーは、「この番組のアイデンティティを最も性格に示せる人だと考え渉外したもので、風俗業の女性の生活に焦点を合わせてはない。番組のタイトルのようになにが正しく何が正しくないのかについてパネラーと専門家のアドバイスをするものであり、扇情的なシーンはまったくない。放映前に提起された扇情性問題のために番組内容を変更する考えはない」と説明している。



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