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韓国P&G社長「韓国消費者たち流行に敏感…売上50倍成長」

2009.04.29 13:22
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グローバル生活用品会社P&Gが韓国進出20周年を迎えた。P&Gは1989年、生理用ナプキンブランド「ウィスパー」とせっけん「アイボリー」をひっさげて韓国市場の扉を叩いた。「羽つき生理用ナプキン」を国内に初めて紹介するなど革新的な商品で国内への安着に成功した。2商品から始めたブランドが14に増え、売上は50倍にまで成長した。14ブランドのうち、市場シェア1位ブランドはファブリーズ、パンテーン、オーラルビー、ジレットなど4商品。これらの商品は韓国市場で新たな領域を開拓したという評価を受けている。

 
奥山真司韓国P&G社長(44)は28日、ソウルプラザホテルで開いた記者懇談会で「新しく、革新的な商品を紹介して韓国消費者たちの生活に潤いを与えたのが韓国事業20年間の成果だ」と自評した。同社長は韓国消費者を日本消費者と比べてくれという質問に「似ている点が多いが、韓国女性たちは特に化粧品において品質とサービスを重要視する」と述べた。また「韓国の消費者たちは流行に応じる速度が早く、流行を新たに作るとか付いて行くことに敏感なので、私こそ韓国でもっと頑張って働かなくてはいけないと思わされる」と笑った。

奥山社長は日本の福岡県生まれで89年、早稲田大学を卒業後、日本P&Gに入社した。昨年7月、韓国支社長に就任したときは本人より韓国ドラマを楽しんで見る夫人の方が喜んだと紹介した。

◆P&G=1837年、米国オハイオ州でウィリアム・プロクター氏とジェイムズ・ギャンブル氏がローソクとせっけんの製造販売から始まった会社で、現在、世界最大消費財用品企業に成長した。300のブランドを保有しており、昨年80カ国で約83兆ウォンの売り上げをあげた。

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