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「夫が失踪」虚偽申告で保険金11億だまし取る

2009.04.21 09:02
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慶尚南道統営(キョンサンナムド・トンヨン)でカフェを運営し数千万ウォンの負債を抱えたソ氏(35)。2006年1月に「海釣りに行って行方不明になったふりをして保険金を得よう」と妻と計画した。結婚前の1998年に2カ月間保険会社に勤めていたソ氏は、船舶の失踪の場合には裁判所から失踪宣告を受け1年6カ月が過ぎれば保険金を受け取れるという事実を知っていた。ソ氏は92年から2002年までに6つの保険に加入していた。

ソ氏は2カ月後の3月に計画を行動に移した。統営市山陽邑(サンヤンウプ)から0.5トンのモーターボートを借りて閑山面(ハンサンミョン)の比珍島(ピジンド)に海釣りに行った。そこでボートを捨て漁船を借りて隠れて陸地に戻ってきた。妻は夫を探すふりをし、同じ日に統営海洋警察に失踪を申告した。海洋警察は警備艇18隻を動員して3日間にわたり捜索したが、モーターボートだけが発見された。

 
妻は知人らに夫の死亡を知らせ、統営の病院で葬儀を行った。弔問客の前で嗚咽しながら失神までしたという。妻は翌年4月に裁判所に失踪宣告審判請求訴訟を起こし、確定判決を受けた。裁判所の判決文と海洋警察の失踪確認願を6つの保険会社に提出し、昨年3月までに11億1000万ウォン(約8100万円)の保険金を受け取った。

逃走したソ氏は妻から1億ウォンを逃避資金として受け取り3年間にわたり釜山(プサン)、大田(テジョン)、ソウルなどの旅館やサウナを転々とした。妻は2度にわたり祭祀まで行った。このため小学校1年生と3年生の2人の子どもと親戚らもすっかりだまされてしまった。妻は死亡保険を受け取り、ソ氏の兄と建設会社を共同運営する借金を返済するのにも一部を使用した。

警察は2月末、1本の情報提供電話を受けた。酒に酔い意味のわからないことを話すソ氏の言葉を不審に思った周囲の人が警察に知らせたのだ。警察は失踪当時にモーターボートのいかりが下ろされているなど事故の痕跡がなかった事実を確認し、ソ氏を追跡して京畿道安山(キョンギド・アンサン)で検挙した。慶南地方警察庁は20日にソ氏を詐欺と公務執行妨害の容疑で拘束し、妻を不拘束で立件した。

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