最高検察庁中央捜査部は早ければ来週にも盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の夫人、権良淑(クォン・ヤンスク、62)氏を召喚し、取り調べる案を検討中であることが、8日、わかった。
権良淑氏を呼んで、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の総務秘書官だった鄭相文(チョン・サンムン、63)容疑者を通じ、盧前大統領の有力な後援者で泰光(テグァン)実業会長の朴淵次被告(パク・ヨンチャ、64)から金を受け取った経緯を把握した後、盧前大統領を召喚するということだ。
検察はまた、鄭容疑者が元農協中央会会長の鄭大根(チョン・デグン、65)容疑者から約1億ウォン(約700万円)を受け取った容疑も確認した。うち一部が権氏に渡されたかどうかを調べている。検察は、特定経済犯罪加重処罰法上の賄賂(わいろ)容疑で鄭相文容疑者の逮捕状を請求した。