全国の観客数155万9000人、このうちソウルの観客数31万2000人。全国の観客がソウルの観客の比率が5対1ほどだ。1月に封切られたチョン・ジュノ、チョン・ウンイン主演のコメディ映画「遺憾な都市」の観客分布だ。次いで公開されたチョ・ジェヒョンパク・シヨン主演のアクションスリラー「マリンボーイ」は全国で84万6000人、ソウルで20万7000人で4対1だ。全国の観客とソウルの観客の平均的な比率は3~3.5対1程度。この比率を超えた場合、映画界では俗称「地方映画」に分類される。ソウルよりも地方でより稼げる映画だという意味だ。これに従えば「遺憾な都市」と「マリンボーイ」は地方映画ということになる。
◆「地方映画」は依然としてある=旧正月や秋夕に封切られる韓国映画やコメディ映画の場合、地方で人気がでることがよくある。先月公開のチェ・サングク、イ・ヨンウン主演のコメディ「救世主2」は代表的な地方映画だ。制作会社のCYフィルムによると、今月1日の観客は全国で2万6000人。このうちソウルが5200人で5対1だった。9日も全国1200人のうちソウルは200人で6対1となった。