このため問題が発生する。 短い射程距離だけではない。 北朝鮮はミサイル基地を山岳の北側斜面に集中配備し、南からの弾道ミサイル攻撃から免れる点も問題だ。 両江道(リャンガンド)ヨンジョ洞のミサイル基地は中国側の傾斜面にある。 こうした事情を総合して射程距離1000キロのクルーズミサイル天竜と玄武3の変形ミサイルなど巡航ミサイルが登場した。 しかしいつ実戦配備されるかは明らかでない。 軍関係者は「量産の話は聞いたことがない」と語った。
玄武では地下ミサイル基地破壊が難しく、スカッド発射台が移動するため把握が難しいという問題を解決するレベルで先端貫通型ミサイル「エイタクムス」(ATACMS)も100基ほど導入された。 しかしエイタクムスの射程距離は300キロにすぎない。