李大統領「北のミサイル発射、交渉には有利でも長期的には有益でない」
李明博(イ・ミョンバク)大統領は4日、北朝鮮がミサイルの発射準備を進めていることについて「短期的交渉では有利かもしれないが、長期的に見た場合、国際社会の中で北朝鮮にとっては、それほど有益ではない」と指摘した。
李大統領は同日発行されたオーストラリアの有力紙「ザ・オーストラリアン」とのインタビューで「北朝鮮はかつても常に適切な時点を選び、ミサイルを打ち上げるなどの対応をしてきた。今回も米新政権発足と6カ国協議の開催などを踏まえ、強硬策を取っているようだ」と述べ、こうした認識を示した。