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李大統領「北のミサイル発射、交渉には有利でも長期的には有益でない」

2009.03.05 07:41
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李明博(イ・ミョンバク)大統領は4日、北朝鮮がミサイルの発射準備を進めていることについて「短期的交渉では有利かもしれないが、長期的に見た場合、国際社会の中で北朝鮮にとっては、それほど有益ではない」と指摘した。

李大統領は同日発行されたオーストラリアの有力紙「ザ・オーストラリアン」とのインタビューで「北朝鮮はかつても常に適切な時点を選び、ミサイルを打ち上げるなどの対応をしてきた。今回も米新政権発足と6カ国協議の開催などを踏まえ、強硬策を取っているようだ」と述べ、こうした認識を示した。

 
李大統領は金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の健康問題に触れ「最近の活動ぶりから、統治上、大きな問題はないようだ」とし「韓国の立場から考えても、北朝鮮体制が安定することが、南北(韓国・北朝鮮)が互いに協力しあうことに役立つと思う」と明らかにした。

李大統領は北東アジアの情勢について「南北が分断し、北朝鮮が核兵器で武装しようとする危険性もあることから、北東アジア一帯が世界平和と安全のために重要な地域となっている」とした上で「多国間の安保協議体制を進展させることによって、軍備増強の節制を図る必要性がある」と強調した。

これについて、李大統領は「核を放棄させ、北東アジアの和平と安保を守るための6カ国協議を、ひとつの恒久的な平和体制にすべきだという案が台頭している」とし「まだ初期の段階にあるものの、そうする必要性もあり、そうした方向に進むべきだ」という考えを示した。

◇李大統領、オーストラリア入り…5日、首脳会談へ=ニュージーランド訪問を終えた李大統領は4日、2度目の外遊先となるオーストラリアのシドニーに到着した。李大統領は5日、オーストラリアの首都キャンベラに移動、ラッド首相との首脳会談に臨む。

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