2月2日。金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長の開会の辞には希望と期待が盛り込まれていた。「2月の国会は経済危機克服国会、雇用創出に寄与する国会にならなければならない」。経済危機克服国会にならなければならない。という彼の言葉にだれも異議を唱えなかった。
2月11日。民主党張世煥(チャン・セファン)議員の対政府質問は鋭かった。「李明博(イ・ミョンバク)政権がファッショ体制を構築するためにまい進しています。竜山(ヨンサン)の撤去民が立てこもる理由と彼らの生命・安全は最初からこの政権の関心外でした。ただファッショ体制で行く犠牲が必要なだけです。私は李明博政権をサイコパス政権と規定します」。ハンナラ党の議席がざわめいた。「行き過ぎではないのか」。しかしこれは予告編にすぎなかった。