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田議員暴行容疑で民家協代表を逮捕

2009.03.02 10:25
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与党ハンナラ党の田麗玉(チョン・ヨオク)議員に暴行を加えた疑いで、釜山(プサン)民主化実践家族運動協議会の共同代表、イ某容疑者(68、女)が1日、逮捕された。

逮捕状への実質審査を担当したソウル南部地裁の盧在虎(ノ・ジェホ)判事は「(田議員の)傷害の程度が大きくないものの、立法活動に不満を抱いて、国会本館で国会議員に暴行を加えたのは議会民主主義の根幹を揺るがす行為だ。重い刑が予想され、逃亡の恐れがある」とし、逮捕状を発給した理由を明らかにした。

 
しかし、事前の共謀によって暴行が行われたという見方については「疎明(証明)が足りない」という判断を示した。裁判所は、イ容疑者とともに現場にいた3人の逮捕状は棄却した。永登浦(ヨンドゥンポ)警察署はイ容疑者の供述をもとに、暴行事件容疑者のうち、身元情報が確認された4人の逮捕状を請求した。

南部地検はこれらのうち、70代女性の1人は年齢を踏まえて除外し、ミン某容疑者(48)ら3人の逮捕状だけ請求していた。しかし裁判所は「証拠が不十分だ」として棄却した。

警察関係者は「事件が発生した国会本館に設けられた防犯カメラには、容疑者が本館内に入る場面しか収められていない」と伝えた。警察は同日中に容疑者らに任意同行を要請し、これも拒否した場合には検察との協議を経て逮捕状を再請求する方針だ。

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