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洛東江からまたも有害な化学物質が検出

2009.03.02 09:55
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洛東江(ナクトンガン、521.5キロメートル)を水源とする水道水から、またもや人体に有害な化学物質が検出された。

▽化学工場▽液晶表示ディスプレー(LCD)を製造する工場--などが排出する過塩素酸塩(perchlorate)という物質だ。

 
91年以降、洛東江を水源とする水道水が問題化したのは、今回で7回目となる。今年1月にも発がん物質とされる1、4-ジオキサンにより、取水が中断された。洛東江の水は、大邱(テグ)・釜山(プサン)など嶺南(ヨンナム、慶尚道)全域の住民およそ600万人が飲料水に使用する。

環境部が昨年、全国35の浄水場の水道水の中にある微量の有害物質を分析したところ、10カ所から過塩素酸塩が検出された。うち7カ所が洛東江で取水する浄水場であり、2.4-6ppb(10億分の1μg/L。μg/L:水1リットル当たりの物質のマイクログラム)が検出された。

7カ所は、釜山の華明洞(ファミョンドン)と徳山(トクサン)、大邱の梅谷(メゴク)と頭柳(トゥリュ)、馬山(マサン)の漆西(チルソ)、鎮海(チンへ)の石洞(ソクドン)、金海(キムへ)の三溪(サムゲ)浄水場だ。過塩素酸塩は、甲状腺でヨードの摂取を妨害し、甲状腺ホルモンの生成に影響を与える。

報告によると、胎児・乳児の成長、発達に問題を起こすことがある。韓国にはまだ基準値が設けられていない新種の汚染物質だ。米マサチューセッツ州は飲み水に対する過塩素酸塩の基準値を2ppb、カリフォルニア州は6ppb、米連邦政府は24.5ppbとそれぞれ勧告している。

過塩素酸塩は06年7月に慶尚北道亀尾(キョンサンブクド・クミ)工業団地から、大量の排出が確認された後、亀尾工業団地の各企業と政府が削減協約を結んだが、改善されなかった。洛東江の有害物質の主犯は、上流に位置する亀尾・城西(ソンソ)・金泉(キムチョン)工業団地だ。

国内で、上流に大規模な工業団地がある河川は洛東江が唯一だ。また、河川から直接飲料水を取水する所も洛東江しかない。洛東江に排出される有機汚染物質は1日1万5933キログラムで、ソウル漢江(ハンガン、6440キログラム)の2.5倍にのぼる。栄山江(ヨンサンガン、622キログラム)よりは25倍も多い。

洛東江の事情がこうであることから、各自治体の間に水をめぐる紛争が絶えない。大邱市は取水先を安東(アンドン)ダムに移す案を進めている。国土海洋付部が慶尚南道晋州南江(キョンサンナムド・ジンジュ・ナムガン)の水を釜山市民に供給しようとすると、同道の道民が反対する。

慶北大環境工学科の閔庚碩(ミン・キョンソク)教授は「洛東江上流に産業団地が建設されるから、いつでも問題は発生しうる」とした後「ダム・貯水池など代替できる上水源を開発することによって、問題を根本的に解決できる」という見方を表した。こうした事情を踏まえ、慶尚北道栄州市平恩面(ヨンジュシ・ピョンウンミョン)にソンリウォンダムを建設しようという声が再び上がっている。

環境部の尹丞準(ユン・スンジュン)水環境政策局長は「洛東江の水質管理総合対策を作っており、今年5月に打ち出す4大河川整備に向けたマスタープランに反映する」と述べた。環境部は過塩素酸塩を飲み水の「水質監視項目」に指定する方針を決めた。

◇過塩素酸塩=電子部品の洗浄剤として多く使われる。▽ロケット・ミサイルの推進剤▽信号弾・爆竹などの起爆剤▽マッチ・潤滑油・ゴム製品・ペイント--などに使用される。水に非常によく溶け、多量に触れたり飲み込む場合、肌などを刺激する性質を持つ。

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