2年後には韓国も衛星強国…北のミサイルも確認(2)
「アリラン5号」はマイクロ電波を地上に放った後、反射してくる信号を映像にする。 マイクロ波は天気や昼夜の影響をほとんど受けない。 一般的な地表の場合は地下数十センチ、砂の場合は1-2メートルまで入る透過力もある。 土の中に埋まった古代遺跡や砂漠に埋もれた川を探し出せたのはレーダー衛星の力による部分が大きい。これを軍事用に使用する場合、昼夜に関係なく、山間奥地に隠れた敵の動きを監視できる。
「アリラン3A号」は熱を感知して映像にする衛星だ。 北朝鮮がテポドン2号を発射する場合、その周辺は炎で覆われ、強烈な赤外線が出てくる。 「アリラン3A号」がその地域を撮影すれば、すぐに発射の事実を知ることができる。 他の衛星では難しくても、赤外線衛星は欺くことができない。