日本人がスパイシーな韓国の味を求めている。ソウル市内にある大型スーパーで唐辛子みそを買い求める日本人が、1日に2000~3000人にのぼっている。一部の製品は売上が3倍以上に急増した。「ロッテマート」ソウル駅店、ロッテ百貨店本店、「Eマート」竜山(ヨンサン)店における「CJヘチャンデゥル」の唐辛子みそ製品の1月の売上は、昨年1月に比べ89%増加した。3カ所でCJの唐辛子みその売上が2529万ウォン(約162万円)から4791万ウォン(約300万円)に急増している。
特に旅行用のチューブ製品が人気を呼んでいる。「CJ第一製糖」は「見た目が化粧品と似ていることから、食品というよりはプレゼントにぴったりで、海苔よりも長く保存でき、韓国のお土産として人気を博している」と説明している。円高の影響を受け、低価格であることも人気の要因となっている。「CJ第一製糖」は25日、「チューブタイプの唐辛子みそ(70グラム、3本入り)が4600ウォン(約295円)で海苔に比べると高額だが、ウォン安の影響で大量に購入する観光客が増えている」と明らかにした。