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【グローバルアイ】対日貿易赤字とオタク

2009.02.25 14:46
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日本は世界初・最高という言葉を好む。 繁華街から少し離れた東京・新宿の家の近くのラーメン屋にも「日本で一番麺が細いラーメン屋」と書かれている。 当初はただの「最初・最高好き」と軽く考えていた。 しかしこれが日本の底力の断面であることに気づいた。 日本ではどこにでもあるラーメン屋でも各店が特性を生かしている。 入っている野菜も違うし、スープの味も他の店と差を出す。 麺の太さでも違いを出すのだ。

最初・最高になるには一つの分野で研究を続けなければならない。 日本人がよく言う「一所懸命」という言葉は職人精神を圧縮している。 一つの所で命を懸けて最後までやり遂げるということだ。 こうして特定分野の専門家になれば「オタク」という別称を得る。 自分の分野に没頭するという意味のこうした「オタク人間」は日本では300万人にのぼると推定される。 オタクはいつもメディアの注目を受け、尊敬の対象になったり伝説になる。

 
最近、ある放送番組が紹介した古野兄弟もオタクだった。 古野兄弟は原子爆弾が落ちた長崎で小さな電気商店を営んでいた。 当時、漁業は経験と六感でする職業だった。 漁獲量は少なく、魚の価格も高かった。 漁船に電気設備を設置していた古野兄弟の商売もうまくいっていなかった。 ある日、「泡が上がってくるところには必ず魚がいる」という客の言葉が兄弟の脳裏を刺激した。 「魚を探す装備を作ろう」と。

しかし兄弟の試みは無謀だった。 旧日本海軍も海底地形探知機を基礎に潜水艦探知装備の開発に着手したが、成功しなかった。 魚のように動く生物を探知するのはさらに難しい。 それでも研究に没頭して超音波探知機を開発したが、網には大量のクラゲがかかり、詐欺だという非難を浴びた。 古野兄弟は波の抵抗や光の分散を減らしてこそ精密度が高まるとし、船底に穴をあける方法も動員した。 「狂っている」という声も出ていた。

こうした曲折を経て1948年に世界で初めて商用化された魚群探知機は漁業に革命を起こした。 フルノ魚群探知機は現在、世界150カ国が使用する世界シェア1位の製品だ。 技術の応用が広がり、全地球測位システム(GPS)・骨粗しょう症測定機など精密医療機器分野でも有名になった。 2011年7月から始まる日本地上波デジタル放送の核心技術である基準周波数発生器も古野電気が供給する。

韓国は古野兄弟のような日本のオタクが作りだした部品・素材・機械装備の得意先だ。 その結果、昨年の対日貿易収支赤字は320億ドル(約50兆ウォン)に達した。 これをはがゆく思ったのか、李明博(イ・ミョンバク)大統領は「私たちも任天堂のようなものを作ることはできないのか」と話した。 IT強国なのだから可能ではないか、という意味だったのだろう。 李大統領は日本に部品・素材産業の投資を強力に要請している。 振り返ってみると、こうした注文は故朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領時代から30年間も繰り返されている。 しかし貿易赤字は毎年拡大した。

韓国には「日本は利益を受けるばかりで、貿易摩擦の解消には消極的だ」と考える傾向がある。 しかし、独創的な技術を開発できなければ日本依存から抜け出すのは難しい、という現実を直視しなければならない。 1899年の創業当時に花札を作っていた任天堂が今でも生き残って最先端ゲーム機を作っているが、特に秘訣があるわけではない。 ただ「いつも世の中を驚かせる製品を作る」というオタク気質が大きく働いている。 こういうオタクが多く存在する限り、日本はずっと先端部品・素材を開発していく。 こうした構造では日本から苦労して技術協力を受けても、すぐに古い技術になるしかない。 貿易赤字は韓国にもオタクが増えた時に解決するだろう。

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