ソウル大に通う俳優として有名なイ・サンユン（２８、２０００年に同校物理学科に入学）が学士警告（一定点数以下の成績不良者に大学校側が下す警告措置で、原則として３回連続受ければ除籍となる）の累積により、除籍処分になった。

ソウル大関係者は１６日「イ・サンユンの学士警告が４回累積し、除籍処分を決めた」と伝えた。イ・サンユンの除籍処分は１１日に開かれた学士指導委員会で決定した。

会議に出席した各学部の教務部学長ら１４人は、賛否両論となったという。一部教授は「私立大では有名な芸能人をスカウトするケースもある。学校の知名度を上げた功労を認め、勧告休学処分で機会を与えよう」とし除籍に反対した。だが「生活が厳しく学業を怠った学生も除籍処分となる状況で、例外を適用できない」という意見が優勢だったとされる。

イ・サンユンは１年後に復籍を申請する場合、再入学することもできる。イ・サンユンは０７年にデビューし、現在民放・ＭＢＣテレビ（文化放送）の連続ドラマ『愛してる、泣かないで』に出演中だ。

ハンサムでソウル大という看板に加え、まじめなイメージで「男のキム・テヒ」というニックネームもついた。