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竜山惨事関連、金碩基警察庁長が今日辞退

2009.02.10 09:42
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先月20日に発生した竜山再開発地域住民死亡事件と関連し、辞退の圧力を受けてきた警察庁長官候補者の金碩基(キム・ソッキ)ソウル警察庁長が10日、自ら辞退することを申し出たと警察高位関係者が9日伝えた。金庁長の辞退で次期警察庁長官には姜熙洛(カン・ヒラク)海洋警察庁長と趙顕五(チョ・ヒョンオ)京畿地方警察庁長官が推挙されている。

警察庁によれば金庁長は10日午前11時に記者会見を開き「竜山住民の死亡事件と関連して責任をとり、自ら辞退する」という意思を表明する予定だ。警察庁のある関係者は「検察の捜査結果、発表を通じて今回の事件で警察の公権力執行過程に法的問題がないという点は明らになったが、道義的・政治的次元で責任をとり、金庁長が辞退することを決めた」と述べた。

 
これに先立ち、検察は今回の事故と関連し、金庁長と鎮圧作戦に参加した警察官全員に対して容疑なしと処理した。検察捜査本部はこの日午前、竜山事件の捜査結果を発表した。検察はたてこもった者15人を特殊公務執行妨害致傷などの疑いで在宅起訴した。捜査チームは前日逮捕された立てこもりの住民5人を起訴した。警察の鎮圧作戦実施前日の先月19日、ナムイルダンビル屋上の座り込み者に煙で威嚇し、消防用水をまいた撤去用役会社の職員7人も在宅起訴された。

◆全撤連「商店分譲権得よう」介入=捜査本部は全国撤去民連合(全撤連)が昨年2月、竜山の賃貸住宅の人たちを会員に加入させ「移住補償金増額よりは商店分譲権を主張しよう」と立てこもる計画を立てていたことがわかったと明らかにした。

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