韓国政府が3%と予想していた今年の経済成長率の目標値を大幅に下方修正する見通しだ。景気沈滞の谷が予想に反して深刻であることが次々に確認されているからだ。高く予想しすぎた成長目標にとらわれ、適切な対策を出すべき時期を逃す恐れもある。
企画財政部の高位関係者は1日、「すでに(成長率の展望)数字は意味がなくなった状態」とし「成長率の目標値を下方修正するとなると、財政計画をはじめとする多くの成長率も修正する必要がある」とし「内部的には“ゼロ”成長も覚悟している」と話した。尹増鉉(ユン・チュンヒョン)財政部長官候補者の国会聴聞会答弁で、成長率の修正分を提示する可能性もある。