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「走ることで小説を学ぶ」男、村上春樹(3)

2009.01.24 16:39
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村上が絶えず走る理由は、このような文章に現われる。「若いころには美しくて力強い作品を書いた作家が、ある年齢に差し掛かると、急に疲弊するようになる。文学の早老、独特な疲労現象、文学の委縮、創作エネルギーの減退は体力が体の中の毒素と戦い、勝てなくなった結果ではないか」--。村上はこのような現象を回避するために走り続け、驚異的な体力を維持している。今、彼は1日にマラソンのほかに、水泳やサイクリングもこなす。

村上は「ウルトラマラソンでマラソンに関する形而上学の境地を体験した」と述べている。最後の段階では肉体的苦痛のほかに、自分が誰なのか、今何をしているのかさえも頭から消え去っていく。実に不思議な気分だ。この状態では、走る行為がほぼ形而上学的な領域に達している。行為が先にあって、行為に付属した存在として自分がいる」--。哲学者デカルトの「私は考える、ゆえに私はある」という言葉をもじって村上は「私は走る、ゆえに私はある」と話す。誇張しすぎていないか。いや、違う。執筆しない村上の存在は無意味で、走らずにひたすら執筆する村上は想像できない。

 
『走ることについて語るときに僕の語ること』は、ランニングとウォーキングをに励む人、小説を書いてみたい人、詩のように輝く散文を読みたい人にぴったりの1冊だ。

◇村上春樹

毎年、ノーベル文学賞の受賞者候補として上がる日本を代表する小説家。30歳なった1979年に『風の歌を聴け』で登壇、デビュー8年後に『ノルウェイの森』を発表し、世界的な作家として知られるようになる。2003年に出版した『浜辺のカフカ』が、2006年にフランツ・カフカ賞を受賞し、世界文学の中心に立つ東洋初の作家と評価されている。

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