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「東方神起の『MIROTIC』に有害物判定は無理」

2008.12.16 08:20
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保健福祉家族部傘下の青少年保護委員会(以下、青保委)で青少年に与える歌詞の有害性を審議してきた音楽評論家イム・ジンモ(49)氏が「東方神起の『呪文-MIROTIC』が有害物に判定された審議基準に不満を抱き、辞意を表明した」と発表された。

イム氏は10日、青保委の音源審議委員会会議で「保守的で恣意的な審査基準で歌詞の有害性を判断するのは問題がある」とし、辞意を明らかにした。

 
音源審議委員会は音楽放送プロデューサーをはじめ、音楽ポータルサイト編成部長、作詞家など音楽業界を代表する9人から構成されており、有害性の疑われる曲に対して1次審議が行われる。審議の結果は2次審議で青保委に上程され、最終的に判断が下される。

イム氏が辞意を表明したのは青保委が11月末に東方神起のヒット曲『呪文-MIROTIC』に対し、歌の脈絡が扇情的だという理由から、青少年有害物の判定を下したためだ。これに対し、東方神起の所属会社SMエンターテイメントが効力停止仮処分の申請をするなど注目されてきた。

イム氏は電話インタビューで「『呪文-MIROTIC』の場合、青少年に対して有害だと見るには無理がある」とし「論議が行われた後も青保委が審査基準に対する改善を考慮しないため、辞退を決めた」と話した。

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