大田(テジョン)地裁第1刑事部(裁判長:方承晩部長判事)は10日、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)で発生し西海岸に拡大した原油流出事故に関連、海洋汚染防止法違反などの疑いで起訴された「ハーベイストリート号」(香港船籍のタンカー)の船長、C被告(31)に禁固1年と罰金2000万ウォン(約130万円)を、当直だった航海士C被告(31)に禁固8月と罰金1000万ウォンをそれぞれ言い渡した。
ハーベイストリート号の船舶会社にも罰金3000万ウォンを言い渡した。これら被告に、第1審では無罪判決が下されていた。判決はまた、三星(サムスン)重工業の海上クレーンの船長キム某被告に懲役1年6月を、タグボートの船長チョ某(52)、キム某(46)被告らに懲役2年6月と8月をそれぞれ言い渡した。