金融業界が9日に明らかにしたところによると、5つの銀行で構成されたハイニックス半導体の債権団は、同社に8000億ウォン(約512億円)を支援することで基本合意に達した。債権団関係者は、「新たに5000億ウォンを貸し付け、資本金を3000億ウォン増やす方式でハイニックスを支援する計画だ。資金支援は来年1月中に行われるだろう」と明らかにした。ハイニックスは半導体価格の下落で資金繰りが悪化している。これとは別にハイニックスは資産を売却し1兆ウォンを調達することを骨子とする自助努力を進めている。
金融当局は、ハイニックスのように資金繰りが悪化した大企業が増えるものとみて、各メーンバンクを通じて大企業の資金事情を綿密に観察することにした。