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鄭夢準氏「北朝鮮、キッシンジャー氏に訪朝要請」

2008.12.06 11:30
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 米民主党の周辺から「北朝鮮に特使を派遣しよう」という主張が提起される中、11月に米国を訪問した北朝鮮高官がヘンリー・キッシンジャー元国務長官に北朝鮮訪問を要請したと、米国を訪問中の鄭夢準(チョン・モンジュン)ハンナラ党最高委員が4日明らかにした。

鄭委員はワシントン特派員との懇談会で「ニューヨークを訪問した北朝鮮外務省の李根(リ・グン)米州局長が『キッシンジャー氏に北朝鮮訪問を要請した』と話していた」と述べた。

 
これに対し、キッシンジャー氏は「米国大統領が特使として北朝鮮訪問を要請し、北朝鮮が核兵器解体を約束するなどの条件が合えば、訪朝したい」という立場を明らかにしたと、鄭委員は伝えた。

親民主党シンクタンクの米国進歩センターは最近公開した政策提案書で、「オバマ氏が来年1月20日に就任したら、100日以内に北朝鮮に特使を派遣して北朝鮮と対話する意思があることを伝える必要がある」と主張した。

しかし、多くのワシントン外交消息筋は「オバマ氏が外交安全保障政策の大きな枠組みを決めた後に、韓半島について具体的に構想するには6カ月以上かかるため、就任100日以内に北朝鮮に特使を送る可能性はほとんどない」と観測している。

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