韓日、サイバー犯罪に共同対応…「ホットライン」づくりへ
ソウル地方警察庁の金碩基（キム・ソッキ）庁長と米村敏朗警視総監は４日、ソウル警察庁で会談し、両機関のサイバー捜査部署に電話と電子メールなどを通じた「ホットライン」を開設するなど、捜査体制の連携強化で一致した。
双方は暴力団、麻薬、インターネットのハッキング（コンピューターへの不正侵入）など国際組織犯罪が発生する場合、速かに情報を交換する方針を決めた。ソウル警察庁当局者は「サイバー犯罪の国際協力体制を中国北京に拡大する計画だ」と話している。
３日訪韓した米村警視総監は東京の治安に責任を持つ人物。警視総監が韓国警察を訪問するのは５年ぶり２度目（０３年に石川重明警視総監が訪韓）。