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「300ウォンの余裕がどこにある」不況の経済学

2008.11.25 10:09
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不況により消費者が数百ウォンの違いに敏感に反応していることが示された。コンビニエンスストアで1個700ウォン(約45円)のおにぎりが、1000ウォンののり巻きを押さえ販売量1位となった。

 
コンビニチェーンのLG25が今年初めから今月22日まで全国3300店で売られたのり巻き・弁当・サンドイッチ・ハンバーガーなどデリカ食品の販売数を調べたところ、おにぎりの‘ニュー全州ビビンバ’が1位となった。昨年最も売れた‘ツナハムサラダのり巻き’は2位となり、おにぎりにトップの座を譲った。

少しでも安い製品を好む現象は缶コーヒーでも現れた。缶コーヒーで販売数1位の‘レッツ・ビー・マイルド’(600ウォン)と、これより200ウォン高い2位の‘カフェラテ・マイルド’の格差はさらに広がった。今年1月には‘レッツ・ビー’が‘カフェラテ’の3.9倍売れたが、今月に入ってからは5.2倍の格差をつけている。

GS25は、おにぎりが人気のことから、‘えびマヨネーズ’‘キムチベーコン’などの新製品を出している。ホ・ヨンス商品部門長は、「数百ウォンでも節約しようという顧客が増加し、簡単に1食分の食事になるデリカ製品の売上が大きく増えた」と話している。

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