<カバーストーリー>68万ウォンのスーツが5万ウォン…‘涙のセール’
有名紳士服ブランド「トラッドクラブ」は最近、ロッテ百貨店で70-80%の割引イベントを行っている。 2カ月前に親会社のトラッドクラブ&21が不渡りを出し、在庫を処分しているのだ。 23日、ロッテ百貨店清涼里(チョンヤンリ)店では、60万ウォン台だったトラッドクラブのスーツが5万ウォン(約3500円)で販売されていた。 同社の営業担当パク・サンイル氏は「現金を確保する方法がなく、在庫処分セールをしている」と語った。
主要デパートでは衣類業者が相次いで「涙のセール」を始めている。 米国発の金融危機が内需分野に広がり、景気に敏感な衣類業者が相次いで破産しているからだ。 10年前の通貨危機当時と似た衣類業者の在庫処分が相次いで行われている。 安値で販売してでもすぐにも必要な資金を確保するためだ。 わずか1カ月前に出た新商品も50-70%割引で販売している。