<カバーストーリー>輸入車、不況の寒波に見舞われる(1)
輸入車市場の雰囲気がこの数カ月間で大きく変わった。 米国発の金融危機が高価耐久材の購入心理を委縮させ、ディーラーは▽販売不振▽資金逼迫▽販売価格の下落という三重苦にあえいでいる。 ディーラー営業権が売りに出されても買う人がいない。
輸入車1位の日本ホンダのAディーラーは今月に入ってディーラー権を売りに出している。 この2カ月間、販売台数が上半期に比べて半分以下に落ち、在庫累積で資金難となったうえ、資金も調達できなくなったからだ。 今年上半期まで取得希望者が列を作り、10億ウォン(約(6500万円)を超えるプレミアムがついていたが、今では問い合わせもない。 今月に入ってフォルクスワーゲンなど他の輸入車業者のディーラーだけでなく、B・C社のディーラー権も売りに出されている。