輸入車業界が販売不振を打開しようと年末の在庫一掃に乗り出した。年が変わる前に在庫負担を減らし現金を確保しようというものだ。会社ごとに多様な割引条件を出している中、一部ディーラーは追加割引も行っている。現金で購入すればより多くの割引を受けられる。
ボルボ自動車コリアは11月の1カ月間に「S80D5ディーゼルセダン」を10%ほど割り引く。330万ウォン(約24万円)に達する登録・取得税を支援し、公債を買い入れる際に100万ウォンまで補助する。消費者価格5200万ウォンの8%に相当する。ここにディーラー別に2~5%の追加割引があり、事実上割引率は10%以上となる。
GMコリアはキャデラック「CTS2.8」と「DTSセダン」を現金で購入する場合に10%割り引く。サーブはモデルごとに10%の割引をしたり、取得・登録税を支援しており、割引率は10~15%に達する。フォード・リンカーンの「MKZ」「MKX」は自動車価格の10%に相当する登録費用を支援する。フォード「トーラス」(3990万ウォン)は現金購入時に490万ウォンを割り引く。