‘独島常駐記者1号’として話題を集めた大邱(テグ)毎日新聞記者のチョン・チュンジンさん(47)は、独島(ドクト、日本名・竹島)に引っ越ししてから2カ月が経つが、まだ転入申告をできずにいる。慶尚北道鬱陵郡(キョンサンブクド・ウルルングン)がチョンさんの住所地移転を拒否したからだ。
チョンさんは10月4日から独島の西島にある漁業関係者の宿舎に居住している。独島訪問および入島許可権を持つ鬱陵郡邑独島管理事務所の関係者は「独島は人が暮らせる条件ではないので住所の移転は認められない」と話した。
鬱陵邑事務所の住民登録担当者も「本籍を独島に移すことは可能だが、住所の移転は認めない」とし「文化財保護区域であり、警備隊が勤務する特殊地域でもあるため、転入は不可能だと聞いている」と語った。