近・現代史教科書修正指針 「大韓民国の正統性を強調…北朝鮮に批判的記述」
現在高校で使用されている『韓国近・現代史』の教科書が、大韓民国の正統性を強調する方向に改められる見通しだ。 また、北朝鮮政権については批判的な面とともに客観的に記述し、北朝鮮の資料を引用する場合は体制宣伝用の資料はできるだけ避ける。
教育科学技術部(教科部)は16日、こうした内容の教科書作成ガイドラインを含む「韓国近・現代史教科書(6種)分析報告書」を国史編纂委員会が提出した、と明らかにした。
シム・ウンソク学校政策局長は「今後、教科書を修正する際に守るガイドラインと見なすことができる。これを基礎にその間修正要求があった253件について教科部が修正案を作り、今月末、教科書発行会社に勧告する」と明らかにした。