北、中国からハッカー攻撃…韓国政府資料13万件が流出
この4年間にわたり、韓国政府の資料およそ13万件が、北朝鮮や中国からのハッカー攻撃によって流出していたことが明らかになった。
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)当局者は14日「04年から今年8月下旬まで、北朝鮮や中国からのハッカー攻撃で、各政府機関でおよそ13万件の資料流出があった」とし「機密は含まれておらず、外交、安保の分野に集中したものでもない」と説明した。
流出資料は、一般の報告書または各機関の現況資料などだったという。情報当局によると、北朝鮮は一時自動化大学(美林大学)と呼ばれる専門機関でハッカーを養成していたとみられる。国防科学研究所のビョン・ジェジョン博士は「北朝鮮は500~600人のハッカーグループを保有し、その能力は米中央情報局(CIA)並みだ」と述べた。