この5年間に各部隊の新兵教育隊で確認されたエイズ感染者は88人にのぼることが明らかになった。 兵務庁の身体検査で全体の10%しか検査していないにもかかわらず、この程度になる。 今でも殴打・自殺など各種事故が発生し、国民の不信感を招いている軍で、今ではエイズ感染者までが入隊するというとんでもないことが起きている。
兵務庁は予算不足でエイズウイルス(HIV)判読機が1台しかなく、10%だけを検査したと釈明している。 しかしこれは言い訳にすぎない。 共同生活をする軍隊の特性上、伝染の可能性が高い。 したがって全数検査をするのが当然だ。 にもかかわらず判読機1台だけを運営するというのは話にならない。